シャニン・ソサモン Shannyn Sossamon
ローレル・グラハム / ヴェルマ・デュラン役
1979年、ハワイ生まれ、ネバダ州リノで育つ。本作で演じたローレル・グラハムは プエルトリコ系(あるいはキューバ系)とされたが、ソサモン自身も、オランダ人、 イングランド人、ドイツ人、フィリピン人、フランス人、アイルランド人の血を引く、 エキゾチックな顔立ちが魅力の女優である。当初はモデルとして活躍し、ロサンゼルスの ナイトクラブでDJとして人気を得た後、『ロック・ユー!』(01年)でヒース・レジャーの 相手役に抜擢される。その後、ジョシュ・ハートネットと共演した『恋する40 days』(02年)や、 『ルールズ・オブ・アトラクション』(02年)、『ワン・ミス・コール』(08年)など、 コメディからホラーまで多くの作品に出演。ナンシー・マイヤーズ監督の『ホリデイ』(06年)では、 ジャック・ブラックの恋人役を演じた。ソサモンは本作で女優のローレルとヴェルマの二役を演じたが、 彼女が本作の主演女優に抜擢された経緯には、ある運命的な出会いがあった。 脚本家のスティーヴン・ゲイドスはある日ハリウッドのレストランでソサモンを見かけ、 彼女こそ主役のローレル/ヴェルマ役だと確信した。彼は、彼女がすでに何本ものハリウッド映画に 出演している女優だとは知らずに、その場で監督に連絡を取るよう勧めたのだ。それはまるで、 ヘイヴンが主演女優ローレルを「発見した」と感じたのと同じ、偶然による出会いだった。
タイ・ルニャン Tygh Runyan
ミッチェル・ヘイヴン役
1976年、カナダ生まれ。本作では若き映画監督ミッチェル・ヘイヴンを演じたが、それ以前にも、 ヘルマン監督作品のなかで映画監督の役を演じた経験がある。カンヌ国際映画祭で注目された オムニバス・スリラー映画『デス・ルーム』の中の一編「Stanley’s Girlfriend」において スタンリー・キューブリックを演じたのだ。その他の出演作に『サベイランス 監視』(01年)や、 カナダ映画『トム・ベレンジャー in 処刑岬』(01年)、『レイプキラー』(06年)、 そして「Lの世界」など、TVドラマ作品でも活躍している。 共演したソサモン、デ・ヤング、コーラー、ペイン同様、俳優業の他に音楽界でも活動し、 カナダの人気バンド〈ジ・オークワード・ステージ〉でギターを担当している。
ドミニク・スウェイン Dominique Swain
ナタリー・ポスト役
1980年、アメリカ生まれ。97年、ナボコフ原作『ロリータ』の二度目の映画化作品 (エイドリアン・ライン監督)でデビュー。当時弱冠15歳だったスウェインは2,500人の候補者の中から オーディションでロリータ役に選ばれた。その後、ジョン・ウー監督、ジョン・トラヴォルタ主演の 『フェイス/オフ』(97年)や、ニック・カサヴェテス監督が実際の犯罪を基に映画化した 『アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン』(06年)、『デッド・メアリー』(06年)などに出演。 TVドラマにも多数出演している。
ウェイロン・ペイン Waylon Payne
ブルーノ・ブラザートン役
1972年、アメリカ生まれ。事件を追う保険調査員ブルーノを演じたウェイロン・ペインは、 伝説的カントリー、ウェスタンの人気シンガー、故サミー・スミスの息子である。本作では、 サミー・スミスのナンバーワン・ヒット曲「ヘルプ・ミー・メイク・イット・スルー・ザ・ナイト」が 使用され、注目を集めた。ペイン自身もシンガー・ソングライター兼俳優であり、2009年には、 リー・アン・ウーマックが彼の楽曲「Solitary Thinkin'」をレコーティングしてヒットし、グラミー賞にも ノミネートされた。俳優業では、ジョニー・キャッシュの伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』 (06年)でキャッシュのライバルでもあったロックンローラー、ジェリー・リー・ルイスを 演じた。また、カントリー歌手ハンク・ガーランドを描いた作品「Crazy」(08年)では主役の ハンク役を演じた。その他『バーン・ノーティス』(08年)や、TVドラマ等に出演している。
クリフ・デ・ヤング Cliff De Young
キャリー・スチュワート/レイフ・タッシェン役
1945年、アメリカ生まれ。音楽業界に深いルーツを持つクリフ・デ・ヤングは、1960年代に 人気バンド〈クリア・ライト〉でリードシンガーを務めた。その後、TV映画『サンシャイン』(73) への出演で成功を収め、以降「CSI 科学捜査班」や「X‐ファイル」など多数の人気TVドラマに出演している。 映画出演作には、ポール・シュレイダー監督『ブルー・カラー/怒りのはみだし労働者ども』(78年)や トニー・スコット監督『ハンガー』(83年)の他、『野獣教師』(96年)、『ラスト・キングス』(97年) などがある。デ・ヤングはもともと、スティーヴン・ゲイドスが1980年代に脚本を書いたモンテ・ヘルマンの プロジェクトで主役にキャスティングされていた。しかしその映画は結局実現することはなかった。 ヘルマンとゲイドスは、本作で、〈有名な〉俳優キャリー・スチュワートと、〈詐欺師的な〉政治家 レイフ・タッシェンの二役を演じるのにふさわしい役者を探し始めるとすぐに、当初の計画から30年近く経って、 ついにデ・ヤングと一緒に仕事をするチャンスが来たのだと思いついた。
ロブ・コラー Rob Kolar
スティーヴ・ゲイツ(脚本家)役
俳優兼ミュージシャン。2004年頃、ロサンゼルスでクリス・ナイツと〈レモン・サン〉を結成。 ギター、リードボーカルを務める。バンドは今もアメリカ西海岸を中心に精力的に活動中。 出演作に「The Boys from County Clare」(03年)、「The Truth About Angels」(11年)などがある。
ファビオ・テスティ Fabio Testi
ネスター・デュラン役
1941年、イタリア生まれ。ヴェルマの父親役を演じたイタリアの俳優ファビオ・テスティは、 ヘルマンがイタリアで撮った『イグアナ/愛と野望の果て』にも出演している。その他、 ヴィットリオ・デ・シーカ監督『悲しみの青春』(71年)やルチオ・フルチ監督『荒野の処刑』 (75年)など、イタリア映画を中心に活躍している。近作は『ジュリエットからの手紙』 (10年/ゲイリー・ウィニック)。


ローレル・グラハム / ヴェルマ・デュラン:シャニン・ソサモン
Laurel Graham / Velma Duran:Shannyn Sossamon
ミッチェル・ヘイヴン:タイ・ルニャン
Mitchell Haven:Tygh Runyan
ブルーノ・ブラザートン:ウェイロン・ペイン
Bruno Brotherton:Waylon Payne
キャリー・スチュワート / レイフ・タッシェン:クリフ・デ・ヤング
Cary Stewart / Rafe Tachen:Cliff De Young
ナタリー・ポスト:ドミニク・スウェイン
Nathalie Post:Dominique Swain
スティーヴ・ゲイツ(脚本家):ロブ・コラー
Steve Gates:Rob Kolar
ネスター・デュラン:ファビオ・テスティ
Nestor Duran:Fabio Testi